防水工事を行わないとどうなる？防水の種類の見分け方や注意点をご紹介

防水工事は定期的に行わないと、建物に不具合の生じる可能性があります。しかしメンテナンスをするにしても、ベランダや屋上の防水の種類を知っておく必要があるでしょう。ここでは防水の種類の見分け方とともに、防水工事を行わないと起こりうるリスクを解説します。また工事を行うときの注意点について詳しくご紹介します。

防水工事を行わないと起こりうるリスク

ベランダや屋上に出た時塗装が剥がれていたり、亀裂が入っていたりするのに気づいてもつい放置しがちでしょう。しかし放っておくと建物や人体に、悪い影響を及ぼす可能性があります。

建物の劣化

防水工事をせず放置しておくと、建物の劣化に繋がります。防水のコーティングが剥がれ、水が中まで入り込んでしまうと、建物の資材が腐食・劣化してしまうのです。雨漏りが発生するほか、柱が腐食して振動で建物が崩れるリスクもあります。防水工事を怠ると、建物の寿命を縮めてしまうのです。

カビによる健康被害

防水工事をせず放置すると建物の内部に水が浸入し、壁や天井にカビが発生する可能性もあります。カビが生えることで、アレルギー症状が発症するケースもあります。またジメジメとした環境は、身体によくありません。防水工事を怠ったせいで、健康被害を起こすリスクもあります。

シロアリの被害

防水工事をせず放置することで、シロアリが発生する恐れもあります。シロアリは湿った木を好むため、水が侵入して腐食した柱や梁に、住み着いてしまう恐れがあるのです。シロアリが発生すると、家が崩れる危険性もあります。シロアリを発生させないためにも、防水工事をしっかり行う必要があります。

防水の種類の見分け方

防水工事を行うには、防水の種類を見分ける必要があるでしょう。防水の種類は4種類あり、それぞれの見分け方は次のようになります。

ウレタン防水

ウレタン防水は、ウレタン樹脂を塗布する工法です。見分ける方法としては、グレーやグリーンの色が多いことや、つなぎ目や凹凸のないことがあげられます。またやわらかいテクスチャーで、爪で押すとへこむのが特徴です。

FRP防水

FRP防水は、液体のポリエステル樹脂にガラス繊維やカーボン繊維などを加えて、補強した防水工法です。見分ける方法としてはグレーが多く、つなぎ目なく平らなこともあげられます。表面は固く繊維状の凹凸を感じることもあります。また畳ほどの大きさごとに、継ぎ目が見えるのも特徴です。

シート防水

シート防水は、塩化ビニル製のシート状の防水材を張った防水工法になります。見分け方として色はグレーが多く、1ミリほど直線状のシートの重なりがあることです。また表面に凹凸柄があるほか、端の立ち上がり部分が織り込んで曲げられているのも特徴といえるでしょう。

アスファルト防水

アスファルト防水は、アスファルトが含まれたシート状のルーフィングを張り重ねる工法です。見分け方としては、表面に砂の層があり、上塗材にシルバーの塗装されていることがあげられます。シートの重なりが直線状に続き、重なりの幅は100ミリほどです。

神奈川県伊勢原市で防水工事を行うときの注意点

神奈川県伊勢原市で防水工事を行うときは、次の3つのポイントに注意して行うことが必要です。

防水工事の実績がある業者に依頼する

神奈川県伊勢原市で防水工事を行うときは、防水工事の実績が高い業者に依頼するのが基本になります。専門的な知識がないと、適切な施工はできません。知識が乏しい業者に依頼すると、外壁塗装の塗料を使い、防水工事が行われる可能性もあります。外壁で使用する塗料は、防水工事に使用できません。また施工実績が豊富でないと、ムラができる可能性もあります。さらに隙間がありしっかり防水できないなど、不具合の生じるリスクが高くなるでしょう。

詳細な見積もりの業者を選ぶ

状態に合わせた防水をしてもらう

防水工事には大きく4種類あり、それぞれ向いている施工場所が異なります。そのため適切な方法で施工する必要があるものの、業者の中には得意とする施工法を推し進めるところもあります。業者が得意とする施工ではなく、状態に合わせた防水をしてくれる業者に依頼しましょう。

まとめ

防水の種類は色やテクスチャー、表面の凹凸などで見分けが可能です。わからない場合は、防水工事の施工業者にたずねるとよいでしょう。防水工事を怠っていると、建物や健康に悪影響を及ぼす可能性があります。適切なタイミングで行いましょう。

「有限会社星那美装」は、神奈川県伊勢原市で防水工事や外壁塗装、ドローン屋根点検などの施行を行っております。自社施工にこだわり、実績豊富な職人が責任をもって施工いたします。地域密着型で、アフターフォローも充実しておりますので、防水工事をお考えの方はいつでもご相談ください。