建物の寿命を縮めないために！防水工事に関する基礎知識をご紹介

防水工事を怠っていると、建物の寿命を縮めてしまいます。雨漏りするまで防水工事を放置していると、内部まで雨水が浸透し、土台を腐食させる恐れがあるからです。適切なタイミングでメンテナンスを行うには、基本的な知識が必要になります。ここでは、メンテナンスの目安や行う個所など、防水工事に関する基礎知識をご紹介しましょう。

防水工事の基礎知識

防水工事にはいくつか種類があり、工事を行うのに適した季節があります。

防水工事の種類

防水工事を行う目安

防水工事は工法によって耐用年数は異なりますが、10～15年を目安に行うのが一般的です。また、耐用年数に達していなくても、劣化症状が激しい場合は防水工事を行う必要があります。メンテナンスが必要なサインとしては、色あせやひび割れ、剥がれなどがあげられます。

防水工事に適した季節とは

防水工事は、雨風がなく塗料の乾燥しやすい時期に行うのがベストです。また、暑すぎても寒すぎても作業がしにくくなります。春は、雨も少なく気温も穏やかであるため、防水工事に適している時期です。ただし、春一番など強風になることもあるため、注意が必要です。夏は、梅雨や夕立など雨が多いうえに、屋外が暑くなるため施工のしにくい季節になります。秋は、夏の雨による防水施行の劣化で、防水工事が増加する季節です。台風などがなければ、施工に向いている季節です。冬は、凍結や結露、気温の低さなどから施工にはあまり向いていません。

防水工事を行う必要がある場所

建物を雨水から保護するには、防水工事をすべき場所の把握が必要です。

屋根・屋上

屋根や屋上は、雨水や紫外線を受け防水施行が劣化しやすい場所です。とくに、勾配のない屋根や平らな場所は、雨水が排水されにくく、防水性の高い工法で保護する必要があるでしょう。

バルコニー

バルコニーは、室内空間が外壁の外へ突出した場所で、平らな床であるため雨水がたまりやすくなります。そのため、防水施行をしっかり行うとともに、排水を効率的に行えるように施工することも大切です。

ベランダ

ベランダは、建物の外側にあるので、雨水の影響を受けやすい場所です。とくに、ベランダと室内の境目の防水施行をしっかり行わないと、室内に雨水の浸入する恐れがあります。

開放廊下

開放廊下は、マンションなどにある共用廊下のことで、屋根はついているもの風向きによって雨水が入り込んでくることも多く、防水を強化すべき場所です。床が平らであるため雨水も溜まりやすく、少し勾配をつけるなどの工夫が必要な場合もあります。

外壁

外壁も、雨水に晒されるため防水施行が劣化しやすい場所です。外壁にはさまざまな形態があるものの、パネルで組み立てられた外壁は、ジョイント部分に雨水が入りやすくなります。コンクリート外壁は、全体に防水施行が必要です。

神奈川県伊勢原市の防水工事業者の特徴と適正

神奈川県伊勢原市の施工業者は、大手施工業者、地域密着型業者、地元工務店の大きく3種類に分けられます。それぞれの特徴や適性を知り、どのタイプの業者に依頼するか選択しましょう。

大手施工業者

大手施工業者は、大小さまざまなプロジェクトで高い施工実績があり、専門的なスタッフも数多く在籍しています。ただし、費用の高い傾向があるほか、数多くのプロジェクトを同時進行しているため、コミュニケーションが円滑に行われない場合があります。

地域密着型業者

地域密着型業者は、地域の土地的特性や気候に詳しく、適切な提案のできるのがメリットです。また、地域の顧客との関係性を大事にしているため、迅速かつ柔軟性のある対応が利点です。ただし、大規模なプロジェクトには対応できない場合もあります。

地元工務店

地元工務店は顧客との距離が近く、柔軟な対応のできるのが利点です。基本的に少人数で作業が行われるため、コミュニケーションも円滑に行えます。ただし、職人の数が少ないため、対応できるプロジェクトに限りがあります。

まとめ

防水工事は大きく4つの種類があり、施工方法や耐用年数が異なるため適切な方法を選ぶことが大事です。また、季節的にも防水工事を行いやすい時期があるので、工事に適した時期に行うのがおすすめです。ただし、劣化が激しい場合は、すぐにでも対応する必要があるでしょう。

「有限会社星那美装」は、神奈川県伊勢原市で防水工事や外壁塗装、ドローン屋根点検などのサービスを展開しております。地域密着型で、地元の皆様に満足いただける施工やアフターケアを提供しております。スタッフ教育にも力をいれており、誠心誠意対応させていただきますので、雨漏りや外壁の劣化などでお困りの方は、お気軽にご相談ください。