防水工事をするなら！防水工事の種類や工法の選び方をご紹介

防水工事といってもさまざまな種類があり、どの工法を選べばよいかわからない方も多いでしょう。建物のどの部分の防水工事をするのかによって、適切な工法も変わっていきます。工法によって耐用年数も異なるため、それらも考慮して決定しなければなりません。ここでは防水工事の種類とともに工法の選び方についてご紹介します。

防水工事の種類

防水工事は大きく4つの種類があり、それぞれの特徴は次のようになります。

ウレタン防水

ウレタン防水は、ウレタン防水層を塗り重ねる工法です。下地の形状に馴染みやすく、短期間で施工できます。既存の防水層の上から重ね塗りでき、施工費用も比較的安いのがメリットです。においや熱も発生せず、あらゆる場所に施工できる工法です。ただし人の手で塗るため、実績がないと均一に塗るのは難しくなります。耐用年数は5年～6年で、再塗装すると10年以上持続します。

シート防水

シート防水は、ゴム系や塩ビ系の防水シートを張る工法です。シートを張るだけなので短期間で施工でき、低コストです。木造建築にも適した工法で、応急処置にも向いています。しかし複雑な形状の場所には不向きであるほか、紫外線や鳥害など衝撃に弱いのがデメリットです。またシートの劣化が激しい場合は、シート撤去も行わなければならず、費用がかさみます。耐用年数は10年～15年です。

FRP防水

FRP防水は、プラスチック材料にガラス繊維やカーボン繊維を組み込み、強度と耐久性が高いFRPを使った工法です。軽量であるのに耐熱性や耐候性・耐食性に優れ、防水性も優れています。シームレスな層を形成でき、形状を問わず施工可能です。工期も短く、1日～2日で完了します。しかし紫外線に弱いほか、伸縮しにくいため地震などでひびが入ることもあります。耐用年数は、10年ほどです。

アスファルト防水

アスファルト防水はアスファルト製のシートを張り合わせる工法で、熱工法と常温工法、トーチ工法の3種類があります。防水層が厚く防水性の高いのがメリットで、コストもそれほどかかりません。耐用年数が15年～25年と長く、メンテナンスが少なくて済むのも魅力です。ただし工法によっては施行中ににおいの生じることがあるほか、紫外線に弱いのがデメリットです。また木造建築には向いていません。

工法の選び方

工法は施工する場所や形状に合わせて選ぶのが基本です。

小さめのベランダや複雑な形状のベランダ

10平方メートル以下の小さいエリアや、複雑な形状のベランダは、ウレタン防水がおすすめです。小さいエリアは防水材を乾燥させやすく、きれいに仕上げられます。またウレタンは液体なのでムラなく施工できるため、複雑な形状でも継ぎ目なく仕上げられます。

耐久性が必要な屋上やベランダ

ガーデニングやバーベキューなど、屋上やベランダに人の出入りが多い場合は、耐久性を重視してFPR防水を選ぶのがおすすめです。衝撃や熱に強く、物を置いてもひびが入ったり割れたりする心配もありません。

障害物のない屋上

神奈川県伊勢原市で防水工事をするなら？

神奈川県伊勢原市には多くの防水工事施工業者があり、選択を迷ってしまいます。選ぶ時は、次の点を考慮するとよいでしょう。

見積もりをもらい費用で選ぶ

防水工事は、業者によって費用が異なります。同じ工法であっても、数万円以上差が出ることもあります。そのためひとつの業者だけに見積もりを依頼し、即決するのは禁物です。複数の業者で見積もりをもらい、費用を比較して選びましょう。

業者の信用性で選ぶ

業者によって同じ工法でも仕上がりに差が出ます。施工実績が高く、信頼性の高い業者に依頼しましょう。アフターサービスが充実しているのも、選ぶ目安になります。保証期間が設定されていれば、施工後すぐに不具合が生じた場合も安心です。また実際に利用したことがある方の、口コミを参考にするのもおすすめです。

まとめ

防水工事の種類は4種類あり、適した工法は場所によって異なります。コストや工期・耐用年数などを考慮して、適切な方法を選びましょう。また施工業社によって仕上がりが違ってくるため、業者選びも大切です。実績が高く、口コミでも評判のよい信頼できる業者がおすすめです。また地域に密着した業者の方が、メンテナンスも依頼しやすいでしょう。

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